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直腸・肛門外来

直腸・肛門外来について

痔は、人類が直立歩行を始めた為の宿命ともいえる病気です。日本人の3割以上の人がこの病気で悩んでいるそうです。しかし、恥ずかしいとか、手術が痛い・怖いとためらい、自己流での市販薬治療で悪化させてしまう場合が多いようです。 本当に痔は痛いのでしょうか?絶対に手術が必要なのでしょうか?痔も他の病気と同様に早期治療が大切です。早期の痔疾患の場合、外来での比較的簡単な治療で良くなる場合も多くあります。

  • 当院では、毎週火曜日・金曜日 朝9時~12時に専門外来を行っています。
  • 最も多い内・外痔核に対しては、軽い内痔核に対しては薬剤の注射による硬化療法やゴム輪による結紮術を、また外痔核の血栓形成に対しては血栓除去術または血栓摘出術を行います。脱肛等のゴリガー分類の3・4度で手術を要する場合は、半閉鎖術式を基本術式としています。
  • 裂肛は、便習慣の改善と薬剤療法による保存的治療を基本としていますが、難治性や肛門狭窄のある症例に対しては、手術による皮膚弁移動術(SSG)を行っております。
  • 痔瘻は、排膿がある場合は原則として手術が必要です。できるだけ外来での治療を望まれる場合は、シートン法(当院ではアラビヤゴムを用いています)により行います。
  • 便に血が混じるなどの出血に対しては、大腸癌やその他の重大な疾患を見逃さないように、積極的に大腸ファイバー・直腸鏡・エコー・CT・MRIなどの検査を行います。 お尻でお悩みがあれば、ぜひご相談下さい。

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