このたび、京都久野病院長に就任しました福田 亙(わたる)です。
宮崎医科大学医学部・京都府立医科大学大学院出身で、専門はリウマチ内科です。前職は、同じ東山区にあります京都第一赤十字病院の副院長をしており、「リウマチ膠原病センター」の設立にも携わりました。
京都久野病院は60年にわたり、東山・伏見の地で地域に密着した病院として診療を続けてきました。超高齢社会を迎えた現在においては、肺炎や骨折などのよくある病気の治療や治療後のリハビリテーション、さらには在宅復帰の難しい方の療養・介護まで幅広い患者さんを受け入れています。したがって、来られる患者さんの症状や困りごとは、千差万別です。「痛み」「しびれ」や「麻痺などによる日常動作の不自由」「認知症・物忘れ」「食べ物が呑み込めない」など数え切れませんが、その程度や生活への影響もまた一人一人異なります。当院は、そのような患者さんひとりひとりの苦しみ・困難に寄り添い、手術・薬物治療・リハビリテーション・看護、介護などの持てる技術によって、それを和らげるために全力を尽くします。もちろん、技術や人手には限界があり、すべての患者さんに満足してもらうことは難しいかもしれません。それでも、当院は1人でも多くの患者さんや家族の方に安心と希望を届けられるよう努力してまいります。
2025年4月1日 院長 福田 亙
理事長あいさつ
理念・基本方針・患者さまの権利
育生会の沿革・竣工式の記録
表彰
育生会の活動・取り組み
育生会の地域における役割と機能